選挙の風景

選挙：つくば市長選／つくば市議選　あす投票、ＦＭ局などＰＲ　／茨城
10月25日 毎日新聞

　◇冷淡な新住民、投票率過去最低の懸念
　現元市長の一騎打ちとなったつくば市長選は、顔ぶれが前回と同じこともあり、市民の盛り上がりはいま一つだ。とくに、もともと地元に縁がなかった大学・研究所関係者ら「新住民」や、つくばエクスプレス（ＴＸ）開通後に移り住んだ「新々住民」たちからは冷めた声が聞かれる。投票率は前回を下回り、過去最低だった９５年の５９・３３％を下回るのではないかとささやかれる。市選管や地元ＦＭ局は２６日の投票日を前に、投票率アップの呼び掛けに懸命だ

　市長選の投票率は８８年の第１回の７５・４４％が最高で、その後は減少傾向にある。０４年の前回選挙は６１・０６％だった。今回は、候補者が前回より２人少なく、しかも、ともに前回の立候補であることから両陣営とも５０％台を予想する。
　さらに、関係者からは「中心部を地盤にする候補者がおらず、中心部の住民の関心が特に薄い」と指摘する声も出ている。０５年のＴＸの開通の影響もあり、有権者数はこの４年間で約１万人増えた。町中心部に近いＴＸ研究学園駅近くの分譲地に昨年、県外から移り住んだ主婦（４２）は「衆院選なら行くが、市長選の候補者のことはよく知らない」と棄権するつもりだ。
　こうした中、開局したばかりの市内のコミュニティーＦＭ局「ラヂオつくば」は１０月に市民団体などが開催した候補者討論会の様子を連日放送している。
　増田和順社長は「市長選は地域の一番の関心事であるべきだ」と話す。一般視聴者からは目立った反応がないというが、通常の情報番組でも投票を呼び掛ける。

１０月２５日朝刊 
 

そう言えば　選挙カーも新しい街並みよりも
ヒドク人家が疎らな道沿いでやたら見かけたような・・・

だって、スゲーぞ？
過疎化した集落へのＰＲだって
『お隣さんは１００ｍ向こう』　みたいな田んぼ道でポツンと
公約なんか誰も聞いちゃ居ないし手も振ってねーのに
選挙カーからはスピーカーで
『あ　　応援有難う御座いますぅ』　とか言ってるし。

急増した住民の無関心な無効票拾えるかどうかより
地元の堅い票を他の候補者より集めた方が得策だと動いてるワケだ 

そうは言っても、研究学園都市の街並みでは
 まぁ　驚くほどではないが　街頭演説も公約も言葉足らずで
時間内に伝えられないのか？
如何に用意されてるＨＰに誘導することが目的のような・・・

逆にＩＴ戦が 鍵なんだろうか？

片やノーベル賞の物理学者が関係する施設に居たり
片やヤギを川の土手に放牧してる住民が居たり

つくばって面白いとこだヮ