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それとネ最近 このバニラ(ハムスター)の元気が無い。
ってか 見てると 『年老いた』 って感じでネ (´・ω・`)
どんなに可愛がってても
『 あぁ・・・ やっぱり寿命って在るんだなぁ...』 と酷く寂しい気持ちになるんです
当たり前にすぐ傍に在った命 心の拠り所であったその存在の喪失感・空虚感
そして折角 忘れていた幼少期のトラウマも また鮮明に蘇ってくるのです
今も実家のアルバムには一枚の思い出が残っている。
秋
チテトは体が丈夫な方でもなく 熱を出してはよく保育園も休みがちで
保育園を休むってコトは共働き両親のどちらかは仕事を休むってコトで。
必然と仕事場に近い保育園に通ってて 逆に家とは離れていたから
保育園から出たら家の近所には友達は居ない
まぁ 一人っ子でもあるし、
外よりは家の中で遊んでた方が親も安心だったろう
そんな毎日ではあったが 仕事も少し長引いてしまうこともあれば
特別に親戚の家でお迎えを待つ日もあった
預けられた日はその近くの人も疎らな公園で決まって一人遊んでいた
ソコに 『ノラ』 は現れる様になった。
ペットなど望めない環境で
腹を空かせているのか擦り寄ってきたノラは
急に友達が出来たような気持ちにさせた。
近くで飼われていたのだろうか?
飼い主に捨てられたのだろうか? 人馴れしていたノラ。
数日の間 公園に保育園のオヤツを残してはコッソリ用意して遊びに出ると
ちゃんとノラは現れた。 公園に住みついたのか
ココに来れば遊ぶ友達が居るのが嬉しかった
冬
毎日のように現れたノラが来ない日が続いた。
公園傍の定食屋のおじさんが教えてくれた
『 保健所が来て 捕まえてったんじゃないかな?
きっとライオンの餌になったよ 』
泣いた
全然そんなの信じられなくてずっとずっとノラを探して回った。
でも、その日から一度もノラを見かけることも無かったし
こんな悲しい想いをするのならもう二度と犬や猫とは仲良くしないし
飼いたいなんて二度と思わないと誓った
この歳になっても今でもノラの夢を見る
決まって涙が冷たくて起きるのだ。
人間の手で育てられ愛情を注がれただろうペット達
でも人間の勝手で放り出され、人間に処分されるペット達
最後に遊んだあの日
一人きりにさせられたノラの信頼は少しでもとり戻せたのだろうか。