告白

忙しさで随分忘れていた感情…



　衝撃だった。



今 単身赴任の勤務先には
チテトより、そこでは長く内務を勤めているベテランの娘がいる。
責任感が強い、頼れるマギシステムのような存在です。

といっても、
私の直轄になるが、娘ほど年の差までは無いが
随分年下の可愛いお年頃な独身女性。


夕方、

相変わらずバタバタと忙しくしてると
タイミングを見計らって

近くで

　誰にも聞かれないよう

　　彼女は小さく、

　　　静かに告げた

　　　　私、

　　会社　辞めようと思うんです…

 





ぅ
　　わ　　　
ぁ　　　
　あ
ぁ　
　ぁ　
　　　ぁ　
　ぁ





パターン青‼︎

使徒ですっ‼︎‼︎
　

マジ？　もぅ終わりだッ
　詰んだぁぁぁぁ!

あぅあぅʬʬʬʬʬʬʬ

やはりこれだけ歪に忙しいと、
内務にも相当な負担をかけているのが痛い位に判っていた。

ある時期を境に外部からも指摘の通り、
ここ最近になってから人事評価の仕方が急に変わり
透明性のある成果評価の為、
自己申告に必須の当人との個人面談が加えられたが、
延々と繰り返えされ続けた社風や理不尽な本質は急に変えられるもんじゃ無いのだよ。

コレが面談予定の前日のことだった






・・・そして面談の日
よくよく聞いてみると
お年頃な理由に加え 実家との兼ね合いも割と複雑な状況らしい。
ただ一つには、田舎だからか？
この会社の企業風土が世間的な潮流からは遅れている為に
例えば、スキルがあっても産後に復帰が叶わなそうなところ
とか、
やはり消耗品的な扱いでは、
火急ではなくとも、辞めなければ仕方ないことだけは確かなようです。

引き止められる程の説得力もない。。。
こんな待遇で繋ぎ止めることが彼女にとってマイナスなら
とても責任を負える立場でもない。

またも、貴重な人材は野に放たれてしまうのか。
幾星霜　どれほどこんなこと繰り返したのか。