真夏の喪失

さて、

今日までに　チテト家には幾つか変化があります。

　

一つには

バニラが失踪しました。　・・・帰省先の島で。
ゲージの蓋が少し破損しているのが先に家族を送る
空港ロビーでは気になっていたけど。
チテトが島に到着予定の前日の出来事だったらしい。

空港で蓋の閉まりが甘いのを子供達に気をつけるよう注意したり、
暑い島だからバニラがバテたりしない様バニラが涼をとる為
タイルのような石を入れてにおくよう言っておいたが、

・・・コレが仇になったのか。

実際、タイルなんて早々落ちてるもんでもなく
その辺の石コロを代用したようである。

コレが少し大きかったらしく蓋が半開きしてたと推測すると
普段から野良猫が数匹家の中まで入り込んでいたと聞けば

これは絶望視せざるを得まい。。。

休みの殆んどは雨天で家に閉じ込められ、
まとまった晴天の気配に子供達も浮き足立ったのか…　事故であった

その後暫くはムスメも認めたくないのか

　『　雨に濡れてないかなぁ・・　』

　　　　　とか

　『　もうすぐ帰るのに間に合うかなぁ・・・　』　と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

島の生活の間　最後までバニラは姿を見せず　つくばに帰ってきてからも

　『　またハムスターを飼いたい…　』　と言ったのは随分経って

空っぽのゲージを見ながら一度だけ。

　

その時チテトは

　『　バニラが帰ってきたらどう思うかなぁ。
　　　お家がないと悲しいんじゃないかなぁ　』　と促した

　

まだ暫くの間は命を預かる重さを噛み締めてもらいたいのです。

命は望めば直ぐ代わりが得られる類のものではないのだと…

　

尊い命に　コノ夏学んだことは大きかったんではないだろうか。

 

 

　　　カミサンから

 

 

 

 

 

｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡